群馬県前橋市 屋根のカバー工法工事 ルーフィング施工
【屋根カバー工法工事】棟板金の撤去・改質アスファルトルーフィングによる下葺き作業を行いました
今回は、既存屋根に対してカバー工法によるリフォーム工事を行っております。その初期工程として、既存の棟板金の撤去作業と、下葺き材(ルーフィング)の施工を実施しました。
まず、屋根の頂上部分に取り付けられている「棟板金」は、雨風の影響を最も受けやすい箇所であり、経年劣化や釘の浮き、継ぎ目からの水の浸入などが見られることが多いため、カバー工法であっても再利用せず、撤去するのが基本です。今回は既存の棟板金を慎重に取り外します。
棟板金を撤去した後は、屋根全体に「改質アスファルトルーフィング材」を用いた下葺き作業を行いました。
このルーフィング材は、通常のアスファルトルーフィングよりも耐久性・防水性に優れており、熱や寒さへの耐性も高く、カバー工法における信頼性の高い下葺き材として多くの現場で採用されています。
施工の際には、屋根全体に隙間なく丁寧にルーフィングを敷き込み、重ね幅をしっかり確保することで、防水層としての役割を十分に果たせるよう配慮しています。特に、屋根の勾配や既存材との取り合い部分については、雨水の流れを意識した施工を行い、万が一の雨漏りリスクも最小限に抑えています。
この下葺き工程をしっかりと行うことで、この後に施工する屋根材(本体)をしっかりと支え、長期にわたって安心してお住まいいただける住環境を提供する基盤が整います。
今後は屋根材本体の施工に移り、棟板金の新設や各種仕上げ工程を通じて、美しく機能的な屋根に仕上げてまいります。
引き続き、安全第一・丁寧な作業を心がけて工事を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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2025年6月25日 投稿者:小口
